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NEW コラム 2021.11.30

フォークリフト免許を教育訓練給付金を利用して賢く取得!詳しい解説!

物流系の仕事の就職で有利になる資格といえば、フォークリフト免許です。

 

比較的短時間、低費用で取得できる資格でありながら、就職で有利になる場合が多くコストパフォーマンスに優れていると言えます。

 

今回は、フォークリフト資格にかかる費用を確認しながら、補助金制度を利用することで更に費用を押さえて資格取得できる制度を解説していきます。

 

フォークリフト免許にかかる費用はいくら?

フォークリフトの運転・作業には、運転するフォークリフトの最大積載荷重1トン以上か、未満かで2種類の免許資格があります

(詳しい内容は「フォークリフトの免許の種類!取得にかかる費用と条件」で説明しています)

 

積載量1トン未満の「フォークリフト運転特別教育修了証」と、積載量1トン以上の「フォークリフト運転技能講習修了証」の取得に必要な平均的な費用と日数を確認していきましょう。

 

積載量1トン未満「フォークリフト運転特別教育修了証」の費用と取得日数

積載量1トン未満のフォークリフトで作業を行うために必要な「フォークリフト運転特別教育修了証」は学科と実技それぞれ6時間計12時間の「フォークリフトの運転の業務に係る特別教育」講習を受講しなければなりません

 

多くの場合、2日ほどで講習が終わるようです。

費用は、テキスト代を含めて15000円ほどとなっています。

 

積載量1トン以上「フォークリフト運転技能講習修了証」の費用と取得日数

積載量1トン以上のフォークリフトで作業を行うためには、「フォークリフト運転技能講習」を受講後の修了試験に合格する必要があります

 

「フォークリフト運転技能講習」は、学科と実技を合わせて合計35時間のカリキュラムが設定されおり、「普通自動車免許」または「大型特殊自動車免許」を取得していると一部の学科が免除されこともあって受講日数は最短2日から最長5日となっています。

 

費用に関しては、取得している資格によって前後があり、関連する免許を取得していない場合は45000円前後となっています。

普通免許所得者においては40000円前後、大型特殊免許を取得している場合は15000円前後とかなり幅がある印象です。

 

教育訓練給付制度を利用してフォークリフト免許を取得しよう!

求人も多く、持っていると就職に有利になるフォークリフトの免許が最大45000円前後で取得できるのは、かなりコストパフォーマンスが良い資格と言えるでしょう。

さらに、雇用保険給付制度の「教育訓練給付制度」を利用することで最大20%の費用が返金されることもあります。

 

ここでは、教育訓練給付制度の基本的な解説を行っていきます。

 

教育訓練給付制度とは何か?

教育訓練給付制度は、厚生労働大臣が指定した教育訓練を終了した人に、受講費用の一部を支給するというもの

目的は、雇用の安定と就職の促進を図るというもので、ようするに資格を取りやすくして働ける環境を作ろるために費用を負担しますよ、という制度です。

 

教育訓練給付制度の対象になるには?

教育訓練給付金の受給資格者は、原則、雇用保険に3年以上加入している方、または加入していた方となっています。

退職者は、退職日の翌日から1年以内に受講しなければならないと規定されており、妊娠・出産などの理由がある場合には4年以内などと細かく規定されているため、厚生労働省のページをご確認ください。

 

(参考サイト:厚生労働省 教育訓練給付制度)

 

教育訓練給付金の申請方法は?

教育訓練給付金の申請は、以下の流れとなっています。

 

受給資格の確認

受講前に、管轄のハローワークで照会して下さい。

 

講習の受講

受講する際、教育訓練給付金制度の利用を希望していることを申告してください。

 

受講後に申請する

講座受講後、翌日から1カ月以内に管轄のハローワークで手続きを行ってください。

 

教育訓練給付金の給付

指定した講座へ給付金が支給されるのをお待ちください。

 

フォークリフト免許取得でいくらくらい支給される?

フォークリフトの免許取得において、教育訓練給付金の申請を行うことで10万円を上限として、講習費用の20%の補助を受けることができます

 

フォークリフトの資格取得にかかる費用は最大45000円程度であるため、最大9000円ほどの補助を受けることができると考えられます

 

まとめ

フォークリフト免許を取得するための費用はそれほど高くはないため、補助金の額はそれほど高額ではありません。

しかしながら、教育訓練給付金制度は雇用保険加入者には利用することができる制度です。

他の資格で利用したいという場合以外であれば、積極的に利用していきましょう。

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