NEW コラム 2021.12.08
「プラッター」フォークリフトって何?リーチ式との違いはある?
フォークリフトには「カウンター式」と「リーチ式」の2種類があるのですが、生産現場によっては「プラッター」と呼ばれるフォークリフトも・・・
フォークリフトには「カウンター式」「リーチ式」に加えて「プラッター」の3種類があるの?
フォークリフトには2種類あるって書いていたのに?
少々混乱してしまうかもしてませんが、フォークリフトの種類には「カウンター式」と「リーチ式」の2つであるのは間違いありません。
実は「プラッター」はフォークリフトの種類を指した言葉ではないのです。
では、「プラッター」とは何を指すのか?
フォークリフトの基礎知識として、「プラッター」が何を指すのか理解しておきましょう!
プラッターフォークリフトとは?
結論を書きますと、「プラッター」フォークリフトとはニチユ三菱製(現在は三菱ロジネクスト株式会社)のリーチ式フォークリフトを指します。
製造現場ではリーチ式フォークリフトを「プラッター」と呼ぶ一部の方がいるんです。
「リーチ式フォークリフト = プラッター」と考える人がいるというわけです。
リーチ式フォークリフトを「プラッター」と呼ぶ方がいる理由は、以下のような理由となります。
1958年にニチユ三菱が日本初のリーチ型バッテリーフォークリフトを発売し、そのシリーズ名が「プラッター」であり、現在でも「プラッター」はリーチ式フォークリフトの代名詞となっているためです。
商品名が一般名称になってしまった例は、シーチキンやホチキス、ウォシュレット、サランラップなどが有名ですが、「プラッター」もリーチ式フォークリフトの意味で使われているということです。
「プラッター」は商品名であるということは頭に入れておくと良いかもしれませんね。
リーチ式フォークリフト「プラッター」シリーズとは?
ここではリーチ式フォークリフト「プラッター」について、詳しく解説していきます。
前述したとおり、「プラッター」は日本初のリーチ型バッテリーフォークリフトで、現在まで続いているシリーズとなっています。
1964年以降、現場のニーズに合わせて危険物取扱場所での運搬を可能にした防爆使用や、食品倉庫などに適した冷凍冷蔵庫使用などを生み出しております。
基本性能の向上はもちろんのこと、安全性や操作性の向上、環境にも優しいシリーズとして、2014年にはグッドデザイン賞を受賞するなど、現在でも高い評価を受けているシリーズです。
フジ自動車お勧めの「プラッター」は?
フジ自動車がお勧めするリーチ式フォークリフト「プラッター」は、FBRMW15-75-550M。
しっかり定期メンテを行っていますのでまだまだ現役バリバリです!