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NEW コラム 2023.11.18

中古フォークリフト選びの決め手!レバー操作形式の特徴とは?

フォークリフトを選ぶ際に、操作レバーに注目していますか?

 

中古フォークリフトを選ぶときに重視することは何でしょうか?

最大揚高や最大荷重はどのようなものを運ぶかに直結するため、ここを無視することはできないでしょう。

また、屋内作業なのか、屋外作業なのか、作業場所の広さなどサイズ感も重要になってきます。もちろん、経営者にとってはコストパフォーマンスも大事になってくるでしょう。

これらに比べると、操作レバーはあまり注目されないかもしれません。

しかし、レバー操作の使いやすさは、オペレーターの作業負荷を減らし、事故のリスクを低減し、結果として生産性を大幅に向上させる要素です。

 

今回は、フォークリフトのレバーについて詳しい解説を行っていきます。

 

フォークリフトのレバーの基本知識

フォークリフトを選ぶ際、レバーの設計は、作業の効率を左右する重要な要素となります。

一般的にフォークリフトには、複数のレバーが設置されています。それぞれのレバーは昇降、チルト、サイドシフトなどの機能を担っています。

レバー操作形式は多種多様にあり、マニュアルから電子制御などそれぞれが異なる操作感と作業効率の違いがあります。

 

主な操作レバーには以下のものがあります。

  • 昇降レバー: フォークの上下動を制御します。レバーを前に押すとフォークが下がり、後ろに引くと上がります。
  • チルトレバー: マストの前傾と後傾を制御します。前に傾けることで荷物を安定させ、後ろに傾けることで荷降ろしが容易になります。
  • サイドシフトレバー: フォークを左右に移動させることができます。これにより、荷物を正確に位置決めすることが可能となり、積載時の微調整が行えます。
  • その他の機能レバー: いくつかのフォークリフトには、フォークの幅を調整するためのレバーがあります。これにより、異なるサイズのパレットに対応できるようになります。

 

各レバーは通常、運転席の右側に配置されており、運転者は基本的に片手で複数のレバーを操作するようになっています。

主なレバー操作形式とその特徴

マニュアルレバー形式

各レバーが独立した機能を持ったシンプルな形式です。運転者はそれぞれのレバーを操作して、フォークリフトのそれぞれの部分を制御します。利点は操作の単純さと直接性にありますが、複数のレバーを同時に操作する必要があるため初心者によっては習得が難しく感じることがあります。

フィンガーチップコントロール形式

小さな動きで細かい操作が可能となる形式です。指先での微調整に優れているため、特に精密な作業が求められる環境での利用に適しています。しかし、機械の感触が伝わりにくいと感じる運転者もいるため、慣れが必要です。

ジョイスティックコントロール形式

最新のフォークリフトに多く見られるこの形式複数.。複数の操作を一つのジョイスティックで行うことができ、ジョイスティックを動かすことで、フォークの昇降やチルト、サイドシフトなどをスムーズに行うことが可能です。操作の簡便さと直観性が高く、操作者の疲労を減少させますが、修理や部品交換が他の形式に比べて複雑かつ高価になる可能性があるというデメリットもあります。

モノマチック(シングルレバー)形式

トヨタフォークリフトで主に採用されているこの形式です。一つのレバーで複数の動作をコントロールできます。操作が単純なため、操作の習得が容易になり、作業効率が向上します。一方で、特定の機能に対するコントロールが限定されるため、複雑な操作には不向きとなっています。

マルチレバー形式

各レバーが一つの機能に特化しており、操作者はより細かい制御が可能となります。この形式は高いコントロール性を得ることができ、特に経験豊富な操作者は最大の効率性を得ることができます。しかし、複数のレバーを同時に操作する技術が求められるため、操作の習得が難しくなってしまします。

電子制御レバー形式

ボタンやタッチパネルを用いて機能を制御する形式で、極めて精密な操作が可能toなります。プログラミングされた設定により、一貫したパフォーマンスを提供することが可能となりますが、電子システムの故障は従来の機械式に比べて診断および修理が複雑となってしまいます。

中古フォークリフトを選ぶ際に注意すべき点

中古フォークリフトを選ぶ際、レバーの操作形式だけではなく、状態の確認も行うようにしてください。

中古フォークリフトは、レバーの摩耗や損傷によって新車と比べると反応が異なる場合があるためです。

操作性の違いは作業効率に影響するため、可能であれば実際に試運転を行い、レバーの感触を確認してみて下さい。

まとめ

中古フォークリフト選びで見落としがちな操作レバーですが、オペレーターの作業負荷軽減や事故防止に直結し、生産性を左右するものです。

フォークリフトの選択時には、それぞれのレバーの特徴を確認し、運転者の習熟度などを考慮するようにしましょう。

 

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